風邪が抜け切らないと云うよりは、別な原因で身体が不調だ。明日までには良くなってくれればいいのだが……。
本日は、文学フリマ金沢で、自分が所属している同人が、会誌を即売しているんだが、そんなこんなで陣中見舞いにも行けない。関西に行くよりも近いので、一度は行ってみたかった。
「Hugっと!プリキュア」は、敵キャラであるルールー・アムールが主人公達と対決し、それを乗り越えて仲間になると云うかい。プリキュアでは「フレッシュプリキュア!」以降定番として見受けられる展開だ。今回もそのパターンに沿ったかのように話は進む。脚本は田中仁、総作画監督は宮本絵美子と、ヴェテラン揃いだ。
ルールー自身は、初回から登場するしていて、回を追う毎に主人公達に近付き、例によって仲良くなり、情にほだされる。そして元の所属元(今作ではクライアス社)WO裏切るようにしてプリキュア側に付く。それまでに二転三転あり、主人公の必死の説得と、引き裂かれるような当人の苦悩の果てに、一度は拳を交えると云う少年漫画のような展開を経て、遂に回心するのだ。その過程は最早伝統藝である。
今回のルールーにしてみても、その轍を踏んでいるように思われる。しかし、東せつなこと、イースが死んでキュアパッションになったように、またトワイライトがキュアスカーレットになったように、死闘の果て、直ぐにプリキュアとして生まれ変わる展開ではなかった。それは、ルールー自身が生身の人間ではなく、今以てアンドロイドであることと関係しているように思う。よく奇蹟が起きるアニメなので、今後ルールーが生身の人間になるのか、それとも人造生命として、しかし自我と心をお持ち、その苦労を背負いながらも活躍していくのか不明であるが、アプローチとしては興味深い。
直ぐにプリキュアにならなかったことも、今後のドラマの可能性を残していて、ルールーが主人公達やその周囲の人物と関わることで、どのように変化し、ストーリィを盛り上げてくれるか期待だ。
嗚呼、久し振りにプリキュアについて書いたら気がする。OPED主題歌CD買ってないかなと思ったが、きちんと購入していた。流石俺。
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- 出版社/メーカー: Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M)
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