奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

迎え盆

昨日は全国的に雨が降ったからか、また自分の住まいが山間だということもあり、存外涼しかった。 それでも午後遅くからは、湿気が多く蒸して汗も出たのだが。 昨日は盆の初日、迎え盆であった為、仕事が終わると実家の墓へ迎え火を焚きに行った。 よく、ご先祖様を盆の期間中自宅に招く為の墓参だと聞くが、しかしご先祖様は一体何処からいらっしゃるのだろうか。 仏教では、死後死者の魂は六道輪廻に落ち、この世の止まることはない筈である。その六道の何処からか、一時的にやってくるのだろうか。 無論、調べれば、盂蘭盆会の意味と成り立ちは分かるのだろう。墓、または仏壇の中の位牌とは、一見仏教的なものでありながらも、その実、儒教由来であり、それに色濃く影響されていると聞く。 墓は家の外、位牌は家の中にある死者の家であり、詰まりは陰宅と云うそうだ。 古くは江戸時代以降、様々なものが混淆して、またそこに地域風俗や慣習が混ざり、出来た形態なのだろう。盂蘭盆会と一言で云っても、内実は地方によって様々である。 地元では、それが昔のご馳走なのか、特に天婦羅と素麵は盆の料理の定番だそうだ。 また、関西には地蔵盆がある。これは関東にもあるらしが、自分の地元ではそう見られない。その変わり、中仙道が通っていたこともあり、道祖神信仰は盛んだ。 16日の送り盆には、ご先祖様を送る為の墓参があり、馬と牛に見立てた胡瓜と茄子を川に流す。地方によっては、紙人形であるお雛様を流す所もあるらしい。また、京都では、有名な五山の送り火がある。 川は異界と繋がっている。また魂は火を焚く際に出る煙に乗って、天へと上昇し、還ってゆく。 そうして夏が終わる訳だが、当然、立秋を過ぎた頃だとは云っても、まだまだ当分暑さは止むことがない……。
広告を非表示にする