奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

休日に思う創作と想像力

曇天だが、涼しく感じるのは朝夕だけで、午後ともなれば、屋内にいても蒸し暑かった。しかし、以前程ではないが。

世界陸上北京大会で盛り上がる中、今度開催される関西文芸フリマに自分がその末席を汚している同人も参加する。そこで販売する同人誌が、印刷所に入稿になったとの連絡を受けた。

自分も執筆者の一人だが、提出原稿を当初のものとは大幅に変える、しかも期限に遅れる、推敲を任せっぱなしにしてしまう等のご迷惑をお掛けした為、非常に申し訳なく感じている。

しかも、書いた話が面白ければいいのだが、それも非常に危ぶまれることだ。これは作者の謙遜等ではなく、文字通りである。

ともあれ、既に大勢は決してしまった。後は野となれ山となれではなく、本となれ読者よ読まれよ、である。中々満足したものを書くのは難しい。理想と力量の乖離だ。しかし、満足したらそこでお終いなので、生涯アマチュアながら創作を続けている限り、することはないと思うが……。

アマチュアの書くもの、その世界でも、流行りもあれば傾向もある。人気もあれば大方が好むものもある。それと自分が書きたいと願うものが一致するとは限らないし、また書けるものと一致するとも限らない。しかし、商業的なことを気にする必要がないことが、アマチュア活動の良い所だ。白眼視は免れないが、どんな駄作でも許容してくれる懐の深さがそこにはある。詰まり、チャレンジは無限と云う訳だ。自分が飽きない限りは。

そんな懐の深さに甘えて、自分はこれからも頭の働く限り、若しくはこの指が動く限り、書いてゆくのだろうと思う。しかし何時かは、多くをして、心底唸らしめるものを書き続けてゆきたい。苟も創作を行うもの、自己の想像力の彼方を目指し、実現しないことにどんな価値があるというのだろうか。

自身の想像力を超えゆくことーーそれが第一歩である。

 

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