奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

「悪魔の手毬唄」と『ヒトラーとナチ・ドイツ』

夕刻以降、雨が降ったりした所為もあってか、半袖では肌寒い程だった。

去年までは関西に住んでいたので、お盆が過ぎても、正直十月くらいまでは暑い暑いと思っていたものだが、実家に戻ってきてまだ一年と経たないが、矢張り気候は明らかに違うのであろう。そうとは云え、既に立秋を過ぎているのだから。暦の上では既に秋ではあるのだが。

本日は、午後6時以降、就業してからの研修があり、帰りが遅くなった。素直に家に直行すればよいものを、真逆の方向に車を走らせ、一番近い(とは云っても、自宅から約30分は掛かる)TSUTAYAへと向かう。

8月中は書籍を購入すると、特典としてレンタルが一本無料になるのだ。

山田風太郎『戦中派復興日記』が小学館で文庫化したと聞いたので、新刊コーナーを含め見回すも見当たらず。代わりと云ってはなんだが、以前から目を付けていた、石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書)を購入。

カヴァーのデザインが変わった時、もう買うことはないのではーーと思う程だった講談社現代新書を、もう何の拘りもなく買えてしまうのは、時の経過の所為か。

新書にしてはヴォリュームも比較的あり、内容にも期待出来そう。読み始めるのは先になりそうだが、また機会があれば感想も明らかにしたい。

レンタルの方は、市川崑監督の東宝金田一シリーズの傑作「悪魔の手毬唄」を借りる。

野村芳太郎監督、松竹版の「八つ墓村」と迷ったが、市川の方を今回は選んだ。後は観る時間を捻出するだけだ。

週が始まって二日目だが、相も変わらず映画だ本だと云っているのは、精力的なのか怠惰なのか自分でもよく判らない。

きっと現実を見たがらない本能的な行動なのだろう。

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