奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

新年について

今日は成人の 日だそうだ。なので休日である。余り休日ばかりだと個人的には困ってしまうのだが、しかし昨日は消防団出初式で大変、と云うか何だか慢性的に疲弊しているので僥倖と云う所か。それにしても、最近下手に疲労すると夜寝付けなくなる。睡眠の質も下がり悪循環だ。よくよく現状の生活を見直さねばならない。

 

新年最初の更新なので、巷でよく見掛ける「旧年読んだベスト幾冊」みたいな記事をやってみたいなと思いつつ、メディアマーカーやら読書メーターやらを眺めていなが、余り興が乗らなかったので、今回は保留にしたい。読書日記なんて、そもそもブログでは「赤い海」なのだから、広大なネットの片隅で好きなことを細々となっていればいいものだろう。気が向いたらその内やります。

 

本と云えば、今月は先年下半期の芥川龍之介賞直木三十五賞の発表である。最終候補作が暫く前に発表されたが、正直宮内悠介以外知らない。その内柚木麻子が受賞してくれるだろうと云う興味しかない。まァ、宮内には取って貰いたいが、自分がどうこう心配することもないだろう。しかし、これが契機となり、候補作に重版が掛かり、また店頭の目立つ箇所に置かれるのは結構なことだ。

 

参加している文芸同人では、年位一度同人誌を作成するが、今回は適当なものがなかったので、自分は掲載希望しないことにした。何時もは関西(大阪若しくは京都)の文芸フリマに参加して発売しているが、今年はエントリーが遅れてしまったようで、金沢を検討しているそうだ。実現したとしても、ちょっと当日はお手伝いに行けそうにないのが残念ある。

新号が完成したら、このブログでもご紹介したい。まァ、 自作は載っていないのだけれども。

 

テーマや纏まりのあることを書こうとしたが、結局近況を少々紹介しただけの記事になりそうだ。しかし日記として気負わず継続するのなら、それくらいが丁度良いのかも知れない。兎にも角にも継続性と、後出来るなら文章の推敲の習慣が大切だ。今年はその二つを心掛けてゆきたい(と書きつつ、既に本文の何処かに誤字脱字や不自然な表現があるかも知れないが)。

 

年末に佐々木敦著『筒井康隆入門』(星海社新書)を読んだ。先んじて、早川文庫から刊行されている日下三蔵編『日本SF傑作選 筒井康隆』を読んでいる。タイミングも良いので、年初めは筒井作品の、嘗て読んだものも含めて幾つかを集中的に読もうと計画している。今の所、プランの進捗は順調だ。恥ずかしながら『旅のラゴス』や『ロートレック荘事件』等、実は未読である。

 

それでは皆さん、遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。本年も、充実した読書生活が送れるよう努力してゆきたいと存じます。虚構こそが、翻って現実を豊かにすると、素朴に信じて止みません。

筒井康隆入門 (星海社新書)

筒井康隆入門 (星海社新書)

 

 

 

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