奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

卯月に読んだ本を纏めるよ

 やっはろー。  愚図愚図と毎日を過ごしていたら、今月の更新は、今回が初となってしまった。 新年度でどうこうあったのは確かだが、書くことくらい継続出来なければ、先が思いやられる。  と、云う訳で、今更ながら、先月読んだ本を紹介するよ。

 

4月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1455
ナイス数:8

 

DINERダイナー 3 (ヤングジャンプコミックス)

DINERダイナー 3 (ヤングジャンプコミックス)

 

  「スキンのスフレ」エピソードが終了。原作だともっと救いのない結末だった気がした。コミックはコミックの良さがあるので、原作から少し離れてみるようにしたい。帯には盟友(?)京極夏彦が心配の文を寄せている。凶気原作超えは勘弁してほしいとのことだ。「キャンティーン」には子供姿の殺し屋キッドが侵入。カナコは既にして相当悲惨な目に遭っているが、多分まだ地獄の二丁目辺りを漸く過ぎようとしているくらいだと思う。
読了日:04月24日 著者:河合 孝典

 

 

怪 vol.0052 (カドカワムック)

怪 vol.0052 (カドカワムック)

 

  特集はズバリ「『怪』と妖怪」。水木大先生直々の希望である機関紙としての「怪」発刊当時の模様、それ以前に荒俣と小松先生が執筆した工作社の「遊」系列の雑誌まで、妖怪とニューアカが繋がっていたと判る四者対談が面白かった。また、「怪」のアプローチの仕方や妖怪に対する捉え方の変遷にも触れられており、中心や定義が難しい故に五年十年と云うスパンでもその存在規程が変わってゆくのは、人の世を反映している為か。四月に放送開始された6期鬼太郎についても頁が割かれている。

 

 

DINER ダイナー 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

DINER ダイナー 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 「Innocent Prayer」なる原作者の別作品からとったタイトルを冠するコミックオリジナルのエピソードがあったり、それが、福本作品も吃驚のマッドなゲームだったりして、地獄にこそ人間の想像力は発揮されるのだとさえ思ってしまう。菊千代も早々登場しており、ある日突然落ちた地獄の底で、カナコは如何に逞しく獰猛になってゆくか楽しみだ。原作者あとがきも、ダイナー「キャンティーン」の由来が紹介されていて、興味深い。
読了日:04月22日 著者:河合 孝典

 

 

DINER ダイナー 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

DINER ダイナー 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

  1、2巻が今年の頭に同時刊行されていたようだ。ボンベロは、もっとガタイがよくで厳つい、 CV.大塚明夫をイメージしていたのだが。あと、調理をする際には、どんなに腕が良くともエプロン的なものは身に着けるのではないだろうか。 原作に依拠しつつも、オリジナルエピソードも交えたストーリィになっており、今後の展開に期待。息を吸うようにエグい事をする殺し屋達が、良い感じに平山テイストだ。
読了日:04月22日 著者:河合 孝典

 

 

 

 

 

 

 

 

『誰も語らなかったジブリを語ろう』を読んでいる最中に、パクさんこと高畑勲の訃報があった。それについても、いずれ機会があったら書きたい。何時になるかは判らんが。  それにしても、理由、もとい云い訳は幾つも考えられるが、本を読む量が圧倒的に少ない。最低でも十冊は読めていなければならない。勿論、充実した読書は必ずしも量と比例するわけではないが、月に三十冊程読む人もいるし、読書量はジャストミートする本と出逢う為にも、欠かせない要素だ。  漫画、小説、ノンフィクション、単行本に雑誌の区別なく、読むことが大事だ。それはまた、掛け替えのない行為である。  それでは、皆様も沢山本を読み、素晴らしい読書人生を過ごして欲しい。読むことは生きることであり、その逆もまた然りだ。

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