駄目だ駄目だと云いながら、諾々と毎日を過ごしている今日この頃、如何お過ごしでしょうか。今回も読書メーターのまとめでお茶を濁そうと思います。
9月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:848
ナイス数:15
巻末漫画を描いている、水木しげるタッチが冴える「ドリヤス工場」って、何処かで聞いた名前だと思ったら、以前作家の山本弘が自身のブログでコミケの注目株と紹介していたのを読んだことがあったから。それにしても、文藝誌久し振りに買ったな。
読了日:09月30日 著者:
続『まんが道』第2巻。映画は当時の代表的な娯楽だとは聞いていたが、仕事も乏しく常に金欠を心配している素雄こと満賀はしょっちゅう映画を観に行っている。赤塚の台詞から推測する、ロードショウだと通常の値段で高いが、再公開だと安くなると云うことか。そうした昭和30年代の世相も含めて、過ぎ去りし日を惜しむと共に、時代は変わっても、漫画に懸けた青春と、それだけの情熱を燃やすに値する漫画の素晴らしさは永遠だと改めて感じる自伝。
読了日:09月29日 著者:藤子 不二雄A
以前、単行本として発売された時、読もうと思ったが、読む勇気がなかった。石ノ森のお姉さんの話から始まっていたからだ。石ノ森と姉の関係と、その「顛末」について知っていたので、悲しい結末を迎えるであろうことは予想された。今回新版が刊行され、また前編である『まんが道』は熱心に読んでいた為、これを機に購読。巻末に収録された盟友・藤本弘の追悼漫画「さらば、友よ」が、淡々とした雰囲気でありながら、しみじみとした哀惜を誘う。
読了日:09月29日 著者:藤子 不二雄A
電子版も結構良かったが、しかし実物ペイパーはその版の大きさもあって、大変眺め甲斐のある一冊である。永久保存版だ。表紙の印刷、加工からして出版社、印刷社の本気が感じられた。青山充ワークスや、普段アニメ雑誌でも掲載されないタバック顧問や編集のスタッフ・インタビュウ等読み応えも抜群だ。皮肉ではなく、兎角印刷が素晴らしい。画集としても資料としてもファンにとっては一級品だ。一迅社には是非「宮本ワークス」「井野ワークス」と共に、20周年アニヴァーサリーブックを期待したい。嗚呼永遠の友達よ。
読了日:09月22日 著者:Febri編集部・編
読了日:09月08日 著者:野上 孝子
これはすごいよ。カヴァー、表紙の描き下ろしも然ることながら、タナカリオンの変身バンク絵コンテを、完成映像対比させながら観られると云う楽しみ方も出来てしまう。OPレイアウト修正も個人的には見所だ。それにしても、プリキュア一作で「ワークス」が一冊出来てしまうのなら、「宮本ワークス」、「井野ワークス」も実現する日は近い。
読了日:09月08日 著者:
読書メーター
秋と云えばプリキュアシーズンである。十月末には映画も公開になるし、それに関連してソフト類が発売にもなる。しかも今年は十五周年で秋としては初めてのオールスターズだ。その感想はまた今度。 いずれにしても、風邪など引かぬよう、気を付けて大いに本を読んで欲しい。
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