奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

いっぱい本読むよー

激しい寒気が来ている為かとてつもなく寒い週だ。

新変異株が猛威を振るい、都道府県の幾つかでは蔓延防止法が発出されるらしい。緊急事態宣言まであと一歩なのだろうか。自分の在住県も決して他人事ではない。

しかし、個人個人に出来ることは変わらない。手洗い、うがい、そして体調を保つこと、違和感があれば早めに適切な診断を受けることだ。感染症は自然災害と同じで、どんなに対策をしていても罹患する場合がある。感染したと判明した時に、如何に適切な行動が取れるか――いざその時になれば難しいかも知れないが、日毎は自身の過度な感情や世間の風潮に惑わされず、冷静さを保っていたい。

 

新年からは心を入れ替え、というか心を新たにし、沢山本を読んだりしようと思っている。幾つか読書会(今はリモートなので、遠くの読書会にも気軽に参加出来るのは有り難いのだけれども皮肉な結果だ)に参加しているので、その課題図書を中心に、取り敢えずは蔵書から、出来るだけ体系立てた読書計画を心懸けたい。

とは云いつつも、最近読了したものを列挙すれば、

 

立花隆『知の旅は終わらない』

山田風太郎『明治断頭台』

カート・ヴォネガットスローターハウス5

菅浩江『誰に見しょとて』

山田正紀『デス・レター』

立花隆『サピエンスの未来』

 

などであり、その内半分以上が再読であったりする。

今年は、山田風太郎生誕100年であり、横溝正史生誕120年でもあるので、特にミステリに力を入れて読みたいものだ。

また徳間文庫から山田正紀『女囮捜査官』シリーズがリブートされるとの朗報がある。見事なまでに全5巻で完結したかのシリーズがどのようにアップデートされるのか、まさに注目せずにはいられない。

また2月にはコロナ禍で延期になっていたケネス・ブラナー版『ナイル殺人事件』もいよいよ公開されるそうだ。クリスティ『ナイルに死す』も予習がてら再読しておくべきだろう。

再読再読と自分でも多少うんざりするが、新刊、未読のものも積極的に読まなければならない。本の世界は楽しみに満ちている。そして、沢山読んでいるというそのこと自体が、大変偉大で信用に足ることだと何度繰り返してもその重要さは変わらないのだから。