奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

「めるきおーる」創刊号について

 先日、文学フリマ東京にて販売した「めるきおーる」創刊号には、拙文が巻頭言として載っている。同人誌の宣伝も兼ねて、今回はその巻頭言を公開したい。

 また、当日頒布した分に、急遽印刷した投げ込みをした。それは、巻頭言を小説風にアレンジしたもので、筆者としてはテーマが共通している。と云うか同じテーマの表現を変えてみたものだ。

 もしご興味が湧いたら、是非是非ご購入願いたい。

 

 

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文学フリマ東京を終えて

 全く更新しなくなったブログだが、告知ならぬ事後報告である。

 去る11月24日に開催された文学フリマ東京に参加してきた。サークル名は「やつはみ喫茶読書会」。そこの有志で創刊した同人誌「めるきおーる」創刊号を販売してきたのだ。

 内容は小説3編と小論1編という充実の内容。表紙もモノクロだがスタイリッシュ。これで500円はお値打ちである。

 以下にて在庫の販売を行なっているので、これを機会に未読の方は是非是非ご購入願いたい。

 

yatsuhamibook.booth.pm

 

もうすぐ秋ですね。

 気がついたら夏も終わろうとしていた。世界もまた自分個人も、まァ大方良くない方向に向かって行っているというのが実感だ。

 それにしても、このブログも放置が甚だしい。まさか二月から書いていないとは……。

 

 まァ、精々頑張りたい。

書くことへのリハビリ

 そろそろ暦の上では春ですが、寒さが一入です。

 今回は、柄にもなくナイーヴな雰囲気の文章ですが、比喩的に云えば初詣に行って個人的なお祈りをするみたいな内容なので、まあ、ほんの私小説風随筆(?)みたいなものとしてお読み頂ければと思います。

 

 本当は本を読んでいるばかりでは駄目なと思う。現実のところ、年が明けてこっち、読書を始めとして、大したインプットをしていない。それは焦りを感じさせる。筋肉トレイニングが日課になっている者が、もう何日もそれを行なっていない時に感じるであろう焦りだ。  

 それと同時に、ここ数日、否数箇月は纏まった文章を何も書いていない。インプットをしていないからアウトプットが出来ないのか、それとも書けない/書かない理由若しくは原因が他にあるのか……。  

 無論、それは怠惰の産物、結局は気分と云う曖昧な感情に由来するものなのだろう。そこにどう尤もらしい理屈を付けたところで、それ自体は全く創造的な行為とは云えない。    

 

 柄にもなく、随分と感傷的なことを書いた。こうした文章は、実のところ生の素材をそのまま並べるだけで、何の加工もパッケージングもしていない藝のないものだと個人的には否定的なのだが、一度吐き出してみるのも、リハビリへの一歩だ。結局自由に書ける(無論、公序良俗を最低限守ってのことだが)チラシの裏程度の場所なのだから、うっかり見てしまった方には申し訳ないが、偶にはこうした愚痴とも弱音ともつかない心情も吐露してみたい。カタログ的に本を紹介するのも、嫌いではないのだけれどさ。  

 

 随分前に、

星霊竜嘶く汀にて(@moriatyj) - カクヨム

でアカウントを取得し、ファンタジーを投稿した。知人に読んでもらうために書いたのだが、結局数話投稿してそのまま放置状態である。非常に恥ずべきことだ。これもスプリング・ボードというか、助走装置となるよう、近日投稿再開予定。一話くらいはそろそろ投稿出来そう。それは個人的な希望でしかないのだが……。    

 ドストエフスキーをまた読み返している。最近Twitterで知ったドストエフスキー同人誌を刊行されている方が寄稿している「しししし」vol.2を購入、一読した。その筆者であるmerongreeさんの「他者と会話するよりも、ドストエフスキーを読む方が楽だった」趣旨の文冒頭は、何となく共感するところが大である。それもあって、ドストエフスキー、またはバフチンドストエフスキー詩学』の再読中だ。どれも昔持っていたが、引っ越す際に売却してしまったかも知れない。一月の頭にまた書い直し、徒然に読んでいる。それに今後何らかの効果があるのかは不明だ。また、効果を求めること自体にも疑問だったりする。面白いのだからいいのだが。  

 

 「何となく」とか最近気分めいた言葉をよく遣う。気分は、自分にとっては余りポジティヴな意味を持っていない言葉だ。そして今もそう云う印象を持つ。そうした自分が、気分めいた言葉を遣うのは、何処かで忸怩たる思いがある一方、もう胆力もなくなり、理屈めいた文章を書くスタミナが乏しくなってしまっているのではないかと「ぼんやり」と自覚、自分に対して予感する。小説にしろ、それ以外の文章にしろ、気分めいたものを遠ざけ、理屈めいた文章を取り戻し、更にブラッシュアップ出来るよう、自分はもう一度、計画的にそして実践的に書くことへの訓練を積まなければならない。  それこそ心に強く秘めておけばいいのだが、宣言することで、実行に繋がる神話めいた言葉の力を、自分はここで信じてみる。

 

ドストエフスキーの詩学 (ちくま学芸文庫)

ドストエフスキーの詩学 (ちくま学芸文庫)

 

 

 

(しししし) 2018 vol.2 特集:ドフトエフスキー

(しししし) 2018 vol.2 特集:ドフトエフスキー

 

 

 

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師走に読んだ本を紹介するよ

 年が明けてしまった。今年はどう云う年になるのだろうか。そろそろ偶有性に対して受動的に期待するばかりでは、自身の情況が余り好転する気配もないので、もっと能動的なこと、アクションが必要なのだろうと遅まきながらに思う。

 

 

 

情報生産者になる (ちくま新書)

情報生産者になる (ちくま新書)

 

 

 

 

 

 

 

  ネット、就中検索ワードを深めるために、リアルに旅をする、詰まり生活にノイズ=誤配を入れる方法を説く、エッセイ風の文章。気軽に読めるが、既に「観光」「観光客」の概念も登場し、『ゲンロン0 観光客の哲学』に接続されるプレテクストの意味合いも持つ。表層をなぞる「観光」的態度でも経験と言語(語彙)を深めることが出来るというプラクティカルな部分が興味深い。
読了日:12月10日 著者:東 浩紀

 

 

三島由紀夫『豊饒の海』VS野間宏『青年の環』―戦後文学と全体小説 (新典社選書 76)

三島由紀夫『豊饒の海』VS野間宏『青年の環』―戦後文学と全体小説 (新典社選書 76)

 

 

 

  テンホウとハルピンは知らんかった。でも秋映、シナノゴールド、シナノスイートは知っとった。
読了日:12月14日 著者:鳴見 なる

 

 

6代目 日ペンの美子ちゃん

6代目 日ペンの美子ちゃん

 

  時事ネタが凄い。あと昇大先生の趣味も時々溢れる。日ペンの宣伝であることを忘れてしまいがちな、二度目の東京五輪を迎える永遠の17歳の大活躍。
読了日:12月14日 著者:服部 昇大

 

 

かっぱのねね子 こうの史代小品集

かっぱのねね子 こうの史代小品集

 

  ねね子のゲス顔が余りに衝撃だった。三平と同じくかっぱは総じて怠けモノなのか。モノクロの一枚絵も良い。
読了日:12月15日 著者:こうの史代

 

 

ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)

ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)

 

 

 

 

 

 

 

 

読書メーター
 このブログも同じスタイルのコピペで、筆者自身の成長も、ブログの洗練さも全くない。そのことが常に反省点ではある。卑下してこういうのは若干憚られるが、これはチラシの裏とまァ同等に如くので、好きなように、ということはもっと工夫して色々なスタイル、内容で書いていけるよう努力してゆきたい。  皆様におかれましても、本年が健康で、知的刺激に満ちた良い年になりますようご祈念申し上げます。

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