奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

不浄の結婚式までもうすぐですね

コロナ禍によってzoomミーティングだけでなく、zoom研修も増えた。一方的にディスプレイの向こうの講師役がレクチュアをし、それを視聴するだけの形式だ。集合研修よりは予防対策としては効果的で余程良いのだが、まあ、正直睡魔との闘いだ。視聴している最中も当然勤務時間内なので給料が発生している訳だから、そう思うと船を漕ぐことも厳禁だろう。そんなzoom研修や動画研修も増えた。集合研修と較べてどちらが知識として定着するのかは、正直判らない。要は慣れなのかも知れない。身も蓋も無いが。

 

帰宅してある金融系の資格試験。一通りテキストを読んでいる最中。用語を憶えたり、計算式を憶えたりするのは、そんなに苦手ではなかったが、夏に別の資格試験を受けて不合格になってしまった。それも自分としては手を抜いた訳ではなく、朝は早く起きて一時間半、寝る前に二時間から三時間と、二週間勉強しての結果だ。云い訳をすれば、脳もまた身体の一部、物体である。各種内蔵が健康診断で引っ掛かる状態になってきてしまっているのに連れて、脳の機能もまた衰えてきているのだろう。――せめてそう思いたい。

現在取り組んでいる資格試験も、業務上箔が付くとはいえ、馴染みの無い語彙が目白押しなので、十分準備する時間を確保したいものだ。

 

山田正紀『開城賭博』の読書を再開。短編集なので、朝の数分で一話くらいは読める。歴史的事実ばかりか、古典小説やノンフィクションも引用してきて物語に仕立て上げるのは、まさに山田風太郎的手法で、小説の技法に通じた者にしか許されぬ卓越した創造力だ。歴史・史実もまた人間の創作物であると含めれば、フィクション、ノンフィクション問わず、人間の創造物を更に見事に再構成し、自らの新しい創作にしてしまうことは、真に優れた小説家のみに許されたことだろう。『戦争獣戦争』も文庫化し、『女おとり捜査官』シリーズも復刊するそうなので、楽しみは尽きない。これ、前にも書いたかも。

 

今週末、19日の金曜日には、マジック:ザ・ギャザリングの新エキスパンション「イニストラード 真紅の契り」がいよいよ発売する。先行発売分を購入してパックを開けたが、単にコレクションと化していて自分としては勿体ない。大会等に参加してみたいが、コロナ禍はまだまだ心配だ。今冬が過ぎるまでは様子を見ようと思う。それまではMTGアリーナを中心にプレイし、カードも出来る範囲で収集して、準備をしていこうと思う。まさに時間もお金もいくらあっても足りない。

 

明日17日水曜日は、19時から配信プラットフォーム「シラス」で、東大名誉教授石田英敬先生の「新記号論講義」が予定されている。久しぶりの配信講義になるので、大変楽しみだ。読むべき本も数多あり、色々と生活ももっと発展的になるよう見直さなければならない時期に来ているのだろう。