奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

なんかとっ散らかっているのですが

何だかイライラした一日だった。師走だからといって忙しかったわけではないのだが。気圧のせいかもしれない。今日は一日晴れていたけれども。

 

積み上がった本の整理を昨日から始めたのだが、一向に片付かない。結構処分しようとおもて、売却分を選り分けようとしているものの、あまり売りたいと思うようなものもない。ということは殆ど片付かない。部屋のスペースも限られていて、しかもそこに所狭しと本を広げているものだから作業をする空間的余白が足りない。好きな本に囲まれているのにストレスだ。全く贅沢なことである。

 

クローゼットにも取り敢えず段ボール箱に詰めて、雑に重ねて放り込んである。それも使い方としては無駄が多い。処分出来ないが普段参照したり読んだりしない本は、クローゼットに入れるべきだが、それすらも混在しているので、一旦出して内容を検めなければならない。一体おれはどんな本を持っているのだ。

 

もちろん、既にある連作の4巻とかが二冊も重複して発掘されたりしている。最近は、ネットストアでも以前購入したものはその旨が表示されるようになった。しかし、実店舗も利用しているとどこで何を買ったかなど最早覚えてはいない。まあ、そういう重複分を処分していけばいいのだが。

 

このように部屋が撮り散らかっているように、何だか個人的な予定も立て込んでいる。仕事でもそうだし、私生活やその中間的な活動(地域ヴォランティアなど)でもそうだ。先述に反するがやはり師走だからだろうか。部屋が片付かないように、身辺も、それ故に心中も片付かない。忙しくはないのに……とか思いつつ、本当は忙しいのかもしれない。そして、自分の人生経験から忙しさというものに実は慣れていないのかも。

 

というような愚痴だった。すごく日記っぽくていいのではないかしら。そうした千々に乱れた日常的心情を僅かでも保つためにちょっとでも本を読んで心のペースを保とう。つまりあれだ、そんなに喫緊の事態ではないが素数を数えて落ち着くというやつだ。もう直ぐ第3シーズンも始まるそうじゃあないか!

 

ようやく自分が大して賢くも、賢しくもないことを受け入れられるようになってきた。よって思弁的というか、スペキュレイティヴでクリティークな文章を書くことが億劫だ、そんな力はないのだということにも気づいた。正直色々と疲れているようなので、もっと楽しいものを楽しく受容したい。楽しいとはこれまた千差万別だが、まずは山田風太郎とかを再読する。