奥津城まで

所謂日記だ。ブログには何度もトライしては挫折してきた。出来ることなら長く続けたいと思い、上のようなブログ名にした所存。

チリワインの味

身体はほぼ素通りに恢復したようで、小走りに動いたりしてMO変に息が切れたりすることも無くなった。日中は屋外も暑かったようで、勤務先も空調が合わずにやたらと汗ばむ。給与が僅少であるにもかかわらず、自腹で資格を取れとの会社の方針に反発し、管理者と揉める。その資格が直接的な人事評価や手当の支給にでも繋がるのであるのなら別だが、そんなことは現時点ではないよう。せめて部下を説得出来るだけの理由くらいは用意してもらいたい。

夜、大江『晩年様式集』を少し読み進める。千樫へのインタビュー・シーン。兄の塙吾良自死、そしてギー兄さんと重なる部分が、長江の補註を交えながら語られる。老人たちの思い出話と言ったらそれまでなのだが、しかし内容の重さ、慎重さ、そして死や思い出、記憶という具体的なものを扱いながらも、どこか抽象的に展開されてゆく語り口が、レイト・ワークのナラティヴなのか。

夕食時、栄転(謎)祝いに先日知人の管理職から頂いたチリワインを飲む。久し振りのアルコホオルだ。水も同じ量かそれ以上がぶ飲みしたので、変な酔い方や悪心はせず。コンビニワインも侮れない。酔いが醒めるまで起きていようと思ったが、睡魔に勝てず眠る。翌朝(本日朝)、霙がかった降雪あり。